体調が悪いときだけでなく、日常的に関わることで、患者様の病歴や体質、生活習慣を把握し、治療方針を検討させていただきます。
また、個々の性格や価値観、家族関係、経済状況などを考慮し、患者様らしい生活が送れるようにサポートさせていただきます。
診療時間が限られている外来診療に比べ、比較的穏やかなペースでの診療が可能です。
病気だけでなく『人を診る』という思いを持ち、我々の存在が患者様やご家族様の安心感につながるよう、身近な存在でありたいと考えています。

在宅療養を支えるためには、医療チームだけでは成り立たない場面が多く見られます。
訪問医だけでなく、訪問看護師さん、ケアマネージャーさん、介護ヘルパーさんなど、様々な職種の協力が必要です。
コメディカルの皆様の疑問や不安にも迅速に対応できるよう、診療内容の共有や親密なコミュニケーションを心がけています。
往診には看護師も同行していますので、お気軽にご相談ください。
在宅療養では医療と介護のバランスを保つ必要があります。そのためには、社会情勢、保険制度、地域の医療体制などの情報収集を行い、時代に合ったアドバイスを医療的な立場から提供していきたいと考えています。

住み慣れた環境で最期を迎えたいと考える方も多くいらっしゃいます。
病院ではないところでの介護や、看取りに対して大きな不安があるのは当然なことです。
そのような不安を少しでも軽減できるよう、患者様やご家族様の思いや考えにしっかりと耳を傾け、治療方針を決定していきます。
残された時間が穏やかでかつ意味のあるものにできるように、疼痛管理、症状緩和、心のケアを行っていきます。

・24時間365日の診療体制
・患者への肉体的、精神的ケア
・家族とのコミニュケーション
・訪問看護やその他職種との連携
・治療内容や病状の説明